農業と植物科学

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2/11 今日のニュース

今日のニュース

ポーランド有機農産物が高すぎる

多くのポーランド人は環境にやさしい製品を購入したいと考えている。この考え方は一時的なものではなく市場に根付きはじめている。しかし、IQS調査では68%の人が有機農産物の価格が高すぎるため単発的に購入していることがわかった。また、62%の人はもっと頻繁に多くの有機農産物を買いたいと考えている。

感想:有機農産物って高いイメージ。

 

インド:日本のリンゴが到着

インドと日本による10年間の交渉の結果、昨年12月インドが青森産リンゴの輸入に同意し、青森産のリンゴがインドに到着した。インドは世界第5位のリンゴ生産国であるが毎年2億ドル相当の果物を輸入している。

感想:フィリピンで食べたリンゴが美味しくなかったので、たぶんインドのリンゴも美味しくなさそう(甘くないし、みずみずしくない)。日本の美味しいリンゴをもっと世界中で食べて欲しいな。

 

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知ろう!新しい言葉

今日の言葉は、「コンパニオンプランツ

農薬の過度な使用により水質汚染など環境問題が深刻化してきている。そのため農薬を使わない有機農業が世界的に人気になりつつある。しかし、農薬がないと害虫などから農作物を守るのが大変である。近年、この問題を解決するために、「コンパニオンプランツ」の研究が進められている。

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 目次

1. コンパニオンプランツとは?

2. コンパニオンプランツ研究のご紹介

3. 感想

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1. コンパニオンプランツとは?

近くに混栽することで、病害虫による感染を抑制したり、互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる2種類以上の植物、または植物の組合せのこと。

詳しくは以下のサイトをチェック

コンパニオンプランツ - Wikipedia

「コンパニオンプランツ」で家庭菜園を楽しく快適に! 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

 

2. コンパニオンプランツ研究のご紹介

研究:害虫の天敵を惹きつけるミント 〜コンパニオンプランツとして害虫防除に応用〜

感想:害虫であるヨトウガ、アザミウマ、コナジラミ、ハダニなどを捕食する"タバコカスミカメ"がミントの香りによって強く誘引されること、さらに食欲増進する効果を新たに発見した。今後は害虫防除にミントを活用した減農薬栽培など環境保全型の農業が行われる可能性が示唆された。ミントは繁殖力が強いから鉢植えの方がいいのかな?

www.nature.com

レビュー:Natural enemy enhancement and botanical insecticide source: a review of dual use companion plants.

感想:まとめてあるので参考にどうぞ

link.springer.com

 

最後に感想:コンパニオンプランツは、これから研究がさらに活性化することで、さらに有機農業などへの活用の道が開けてきそう。コンパニオンプランツだけでなく他の方法とも組み合わせながら農薬の使用を減らすことが出来る包括的な研究があると有機農業の活性化にいいのかな?あるのかな?

 

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今日の一言

先週までフィリピンにいたため、日本の寒さがつらい。

フィリピンでは、新型コロナウイルス関連のニュースばかり報道されていました。ホテルに入る際は、体温を測られ、手に消毒液をかけられるという厳戒態勢。日本ではマスクをしている人が多いですが海外のような扱いはされていないので、海外に比べると意識が低いのかもしれません。ま、過剰すぎるのもどうかと思いますが。