1/6 世界の農業ニュース
世界の農業ニュース
バングラディッシュ：野菜生産は5年間で32％増加
Vegetable production rises by 32% in five years
Department of Agricultural Extension (DAE)によると、バングラデッシュでは2670万トンの野菜を2018-2019年度で生産した。2013-2014年度と比較すると37.63%増加している。栽培面積は約97万ヘクタール（2013-2014年度）から125万ヘクタール(2018-2019年度)に増加している。しかし、国内の野菜の需要に追いつくためにはまだ道のりが長い。今後は技術を向上させ国内需要を満たすとともに輸出にも力を入れていく見込み。
2020.01.06
トマト：日本の会社がトマトをハンズフリーで食べれる機械の実演を行った。
Japanese company demonstrates hands-free tomato eating machine
感想：記事には写真しかないけど、可愛い機械なので。たくさんトマト食べれそう！
2020.01.06
特集
世界中の7つの未来的な農場
Around the world in 7 futuristic farms
国連は、地球の人口は2050年までに現在の76億から98億になると推定している。過去40年間で耕作可能な土地の3分の1を失った地球で、さらに20億人を支えなくてはならない。つまり人類を飢餓から守るためには、これまでとは異なる方法で食物を生産することが必要になる。そこで未来的な7つの農場を紹介する。
1. Growing Underground
ロンドンの地下でLED照明を使った水耕栽培により、コリアンダー、ブロッコリー、ウイキョウ、その他のマイクロハーブなどの農産物を栽培している。最小限の二酸化炭素排出量で新鮮な素材を生産している。使用しているシェルターは、第二次世界大戦中にロンドン周辺に建設された8つの地下シェルターの1つで、1940年から1942年11月の間にクラパムノースに建設され、70年間近く放棄されていた。
2. Haoma
タイのアソーク地区にある都市型農場と廃棄物ゼロのレストランで、水耕栽培と水産養殖のシステムによって調理に使う50種類以上の野菜とハーブ、淡水魚が飼育されている。
3. Floating Farm
オランダのロッテルダム港にある水上に浮かぶ牧場。毎日700リットルの牛乳を生産する35頭の牛を飼育している。この農場はAIを利用して乳牛の搾乳・エサやり・掃除を行っているため、人間は2人だけでいい。また、雨水を処理して牛たちの飲み水とし、エネルギーは太陽パネルから供給されている。今後は世界的に気候変動による海面上昇が起こる可能性があり農地の減少が予想されているため新たなモデルに。
4. Farm.One
ニューヨークのマンハッタンの地下にある水耕栽培農場。LEDと水耕栽培により、タイバジルやハーブなどを育てている。また、これらの作物を使用するレストランが近くにあるため輸送CO2排出量が実質的にゼロである。顧客の大半が高級レストランであり、この農場で育てている希少な農産物を買ってくれる。
5. La Cave des Roches (Mushroom Caves)
フランスにある洞窟で数百年にわたる石灰岩の採掘によって多くのトンネルがある。ここで、キノコが栽培されている。
6. The Eden Project
イギリスにある世界最大の温室で100万種以上の植物がある。
7. Prinzessinnengarten
ベルリンの爆撃され廃れた土地が、カフェとバーを備えたコミュニティが運営する都市型農場に変わった。
