農業と植物科学

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在来稲クイズ

「日本の在来稲とその現状-ブランド米の祖先品種と現在の状況-」

https://www.komenet.jp/pdf/chousa-rep_R01-1.pdf

上の資料を読んだのでクイズにしてまとめました。

面白いので読んでみることをお勧めします。

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Q1. 日本の米は在来種?

A1. 厳密には在来稲ではない。

稲作と稲は3000年前に中国大陸から伝わった。渡来以前の日本には野生の稲は自生していなかった。稲は稲作によって日本中に広まった。しかし、3000年の月日の中で地域に定着したことから、自家採種によって世代交代をしていた稲(を称して「在来稲」とされている。

 

Q2. 在来稲はどのくらいあるの?

A2. 1,302点(1,254点水稲+702点粳種)

 

Q3. 在来稲は何故消えたの?

A3. 在来種は不便だから。

在来稲は、低窒素肥料下での栽培に適しているが、化学肥料によって窒素が増えると倒伏などを引き起こすため多収性につながらない。化学肥料と農薬によって収量性が高くなる稲が残った。

 

感想:現代ではお米が余ってるし、農業による環境破壊が深刻だから、低肥料で生産性の低い稲を育てて売った方がSDGsにもある持続可能な経済成長できるような気がする。日本では売れないかもしれないけど、ヨーロッパとか環境問題に敏感な人がいる海外であれば買ってくれる人がいるかも。